トラブルを未然に防ぐ方法
ここでは題名の通り無料回収業者等のトラブルを防ぐ為の方法をご紹介していきます。
無料回収業者のこと知る
軽トラック1台あれば無資格でも始められてしまう業種ですのでどのくらいの割合かはわかりませんが、当然悪質業者はいます。
このことを頭に入れて利用することです。
業者に頼む前に
事前に電話や口頭ではもちろんのこと、実際に対面した業者にも確認しましょう。
相手は広告やチラシ、看板でしかわからない業者です。
まずは下記のことを確認しましょう。
事業所
- 会社名(代表者名)
- 所在地
- 連絡先電話番号
許可や証明書
- 特定商取引に関する表示(インターネットにホームページ等がある場合)
- 一般廃棄物収集運搬の有無
- 古物商許可の有無(買取商品のある場合)
- その他地域によっては「金属くず商許可」や「使用済金属類営業行商の証明書」の有無
費用
- 見積代金
- 処分代金
- 出張料金
- 運び出し費用
- 積込み費用
- 作業料金
- その他料金の発生の有無
書面
- 会社名入りの見積書や売買契約書等の書類、領収書等発行してくれるかどうか。
「一般廃棄物収集運搬」市役所等で指定業者かどうかの確認ができます。
「古物商許可書または古物行商従業者証」管轄の警察署で許可業者の確認ができます。
「金属くず商許可」管轄の警察署で許可業者の確認ができます。
「使用済金属類営業行商の証明書」管轄の警察署で許可業者の確認ができます。
「道路使用許可証」管轄の警察署で許可業者の確認ができます。
許可や証明書のない業者とはトラブルを防ぐという意味でも取引しないようにしましょう
業者が来たら
許可や証明書
- 一般廃棄物収集運搬の有無(トラック等に掲示してあるか)
- 古物商許可の有無(買取商品のある場合)古物商許可書または古物行商従業者証を持っているか。要望があれば掲示する義務があります。古物営業法で定められています。
- その他地域によっては「金属くず商許可」や「使用済金属類営業行商の証明書」の有無
車の確認
- 念の為、車種や色、ナンバーを控えておきましょう。
費用の確認
事前の見積もりとは違う料金を請求される場合もある為、実際に商品を見てもらい正確な見積を出してもらいましょう。
それ以外に費用がかからないか作業前に確認し見積書を必ずもらいましょう。
この時点で断ることも可能です。
その場合、断った後に取引の勧誘をすることは特定商取引法で禁止されています。
作業中
誰か1人は立ち会うようにしましょう。
目を離したすきに頼んでないものまで積み込まれる可能性があります。
ほかにやることはないので業者と雑談でもしましょう。
仲良くなれば例え処分に費用がかかるものでも割引等あることがあります。
作業後
作業終了したら何か無くなったものはないか、頼んだもの以外積み込んでいないか確認するようにしましょう。
見積もり通りの請求でなければ業者にそのことを伝えます。
場合によっては消費センターや警察に相談することを伝え、誰か立ち会いのもと料金を支払い、会社名の入った領収書等の書類をもらいます。
領収書等は後日クーリングオフするためにも必要になりますので必ずもらいましょう。
領収書等の発行も特定商取引法で定められています。
こういった業者は領収書等の書面の発行を拒みます。
そのような場合特定商取引法違反に該当する可能性が高いのですぐに最寄りの警察に連絡しましょう。